デビッド・リンチ監督の映画『
エレファントマン』のモデルとなったことでも知られる、
ジョセフ・メリックの病気の謎を解明するためのプロジェクトが
ロンドンのクイーン・メアリー大学医科歯科学部で始まるそうです。
ジョセフ・メリックは、顔や体の一部が極端に膨張する病気にかかっていました。
上唇が外側にめくれ上がり、象の鼻に似ていたことから
「エレファントマン」と呼ばれていたそうです。
ジョセフ・メリックの写真や詳しい病状は、
こちらのサイトに詳しく載っています。
http://www5.plala.or.jp/OBA9ANI/sideshow/classic/face/ele/index.html
ジョセフ・メリックは生前に、自分の遺体を保存して、
病気の原因を解明して欲しいと言っていたみたいですね。
映画『エレファントマン』では、変形した体によって、
社会から偏見や差別を受ける姿が描かれているそうです。
病気の原因の解明が、こういった偏見や差別を減らすことに役だったらいいですね。
そういえば、最近、「ブラックジャックによろしく」という漫画を読みました。
無料で読めるアプリがiPhoneであったもので。
その「ブラックジャックによろしく」の中に、精神病患者に対する偏見や差別が描かれていました。
精神病は、病気の一種で治療すれば治るし、誰だってかかる可能性がある。
なのに、精神病患者をキチガイみたいに見る目が世間には多く、
犯罪をする可能性が高いという間違った認識があるといったものでした。
なぜその病気が発症するのか、病気の正確な病状は何か、
こういうのが正しく世の中に広まれば、偏見や差別は減るかもしれませんね。
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