オーストラリアの水泳選手、イアン・ソープが、
うつ病とアルコール乱用の治療のために入院したとか。
シドニーオリンピックやアテネオリンピックで、
数々のメダルを勝ち取ってきたイアン・ソープに何があったのか?
イアン・ソープは、2006年に意欲の減衰を理由に引退。
しかし、ロンドンオリンピックを目指し、2011年に現役復帰。
2012年に予選に出場しましたが、予選で敗退したとか。
イアン・ソープは、引退後の生活に適応できず、
ロンドンオリンピックの出場を逃してかなり失望していたとか。
イアン・ソープは約10年、うつ病に悩まされたそうですが、
引退の背景には、こういった事情があったのですね。
実は、イアン・ソープは2001年の911同時多発テロに巻き込まれていたかもしれないとか。
911テロが起こってしまった日、イアン・ソープは最上階からの展望を楽しむために
世界貿易センタービル向かっていたとか。
しかし、忘れ物に気づき、引き返した直後、
あの911同時多発テロが起こったそうです。
イアン・ソープはその瞬間を振り返り、
「人生観が変わった。それほどショックだった」
「(事件後は)何をしていても、ほかに大切なことがあるのではと
自問自答するようになった」
と語っていたとか。
もしかしたら、このときのショックが原因で、
うつ病やアルコール乱用につながったのかもしれませんね。
911同時多発テロの悲しみは、こういったところにまでつながっているのでしょうか・・・
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こういったこれからの選手の指導とかに力を入れるとかして、
なんとか復帰して欲しいものです。